1.【 食物繊維を取る 】
便秘解消のためには
食物繊維の摂取は必須です。
それでは、
何をどれくらい取ればいいのでしょうか ?
そのために食物繊維のことを
多少、知っておくことが必要です。
食物繊維は植物の外皮や茎、細胞膜など
から構成されています。
それらに含まれる化学物質の性質から
水溶性食物繊維( 水に溶ける )と
不溶性食物繊維( 水に溶けない )に
分けられます。
ほとんどの食べ物は
この両方の食物繊維を含んでいます。
水に溶ける繊維と水に溶けない繊維の
どちらを多く含むかによって
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に
分けられています。
またその食べ物の素材を食べるか、
出来上がった形として食べるかによっても、
水溶性か不溶性か微妙に変化します。
私たちが食事をする時、
理想的な比率は
水溶性 1 対 不溶性 2 の
バランスがいいそうです。
熟した果物や海藻は水溶性が多く、
穀物、野菜、豆などは不溶性が多い。
水溶性であるか不溶性であるかは
どちらの分量が多いかで判断します。
しかし、ほとんどの食べ物は両方の繊維を
持っているので判別は難しいです。
あまり厳密に
水溶性と不溶性のバランスを考え過ぎると、
ストレスがたまってしまいます。
大まかな範囲でストレスがたまらない程度で
いいのではないでしょうか。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の
バランスも大切ですが、
食物繊維の摂取総量も考えて
食事をして欲しいと思います。
( 食物繊維の標準摂取量 目標 20 g 1日 ) 厚生労働省
に対し男女とも 1日 5 g ほど不足しています。