4.国内旅行の便秘対策
⑴ 国内旅行の時の不安
国内旅行がまじかになると
「あんなこともしたい」
「あそこにも行ってみたい」
と楽しみがふくらみます。
ところが、便秘のあなたは
「困ったな～」
「便秘になったらどうしよう ！」
など悩みはつきません。
「下剤は持っていくべきか」
「腸内サプリはどうしよう」
トイレの場所なども心配になってきます。
⑵. 国内旅行の便秘対策
「国内旅行の寸前になると、あわてますよね」
しかし直前になってあわてて便秘対策をすることは
賢明な方法ではありません。
そのためには事前にしっかり準備を
しておくことが大切です。
① 排便のメカニズムを知る
排便のメカニズムのなかで、
大脳は二通りの判断をし、指令を出します。
『排便する』 or 『我慢する』の二つです。
直腸で起こった便意は脊髄神経に伝わり、
それから視床下部そして大脳皮質と伝わり
、
そこで二通りの判断のうち
『排便する』を選択した場合、
排便指令が出されます。
ところが便意が起きても我慢したり、
我慢せざるを得ない状態がひんぱんに起こると
大脳も判断が狂ってきて
『我慢をする』
指令を出してしまうのです。
これが習慣性の便秘で特に女性に多いようです。
② 便意があれば我慢せずにトイレにいって
便器に座る
便意がある時は尿意が頻繁に起こるので
それを察知して先手を打って、
トイレにいって便器に座ることを心がけてください。
その時もし便が出なくても焦らないでください。
ガスが出るだけでもいいのです。
便意が出た場合、あるいは便意を察知した場合
そのことを繰り返し行っていくことです。
便意が出た時には、トイレにいって
便器に座ることをくり返すのです。
この排便のメカニズムを1回転させて
完了することが大切です。
そのことで大脳が出す指令が
『我慢する』から『排便する』
に徐々に変化してきます。
そしてそれが習慣になってくれば、
しめたものです。
毎日の排便の回数やパターンが決まってきます。
排便の時間やリズムが定まってきます。
大脳が安心して
『排便する』
という指令を出せるようにしてください。
③ 腸内サプリを試しておく
腸内サプリを飲み始めると、少しずつ変化が現れます。
最初に便秘が改善されるなどの効果が現れる
場合もありますが、
逆に便秘がひどくなるようなこともあります。
中医学ではそのことを『好転反応』などと呼び
便秘の症状が改善する前に症状がいったん、
ひどくなることがあります。
最初に好転反応が現れる人もいれば、
症状が改善される人もいますが、
驚かないで飲み続ければいいと思います。
ですから、腸内サプリを最低でも
１ヶ月くらいは試して飲んでみることが
必要だと思います。
そうすれば症状が改善される場合と
悪くなる場合の両方の状態を体験できるので
安心して飲むことができます。
そして
「もし国内旅行中に便秘になったらどうしよう」
という不安がひとつ解消されます。
では実際に腸内サプリを注文する場合は
どうしたらいいのでしょう。
腸内 サプリのメーカーは
「お得ですから」
「定期購入すれば最初の 1ヶ月分は安くなります」
と言って定期購入を勧めてきます。
だけどまず 1ヶ月分だけ試してみて、
その後の効果など様子をみてから
継続するかどうかを
決めるほうがベターだと思います。
もしその腸内サプリが
自分にしっくりこなかったら、
違う腸内サプリに切り替えることが
すぐにできるからです。
1ヶ月分だけ注文するのは定期購入を
するよりも割高になりますが、
そのほうが賢明なやり方だと思います。
実際、腸内サプリを3ヶ月契約で購入した場合、
途中で解約したくなってもできません。
また腸内サプリのメーカーにも
迷惑をかけることになるし、
大変な労力がかかるからです。
④ トイレの場所を調べておく
今の世の中は便利になってきました。
旅行先のトイレ事情を簡単に知ることができるのです。
★ ゼンリンの『恋するマップ女子ちず』
★ NAVITIME の『〇〇県のトイレ一覧』
などがあります。
これらで調べれば便利できれいなトイレが探せます。
⑤ 食事のコントロール
言うまでもないことですが、
普段から食事をコントロールすることも、
大切な要素になります。
タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、
ビタミンなど食事のバランスを考え、
・野菜など繊維質の食べ物をしっかり摂る
・水をしっかり飲む
・ヨーグルトを十分に摂る
・自分に効果がある腸内サプリを決めておく
などもポイントになると思います。
このように、事前にしっかりした準備があれば、
安心して楽しい国内旅行をすることができるのです。