3.【食物繊維の化学物質と食べ物の種類】

 

≪水溶性食物繊維≫  熟した果物や海藻などに多い

 

ペクチン      りんごや柑橘類の皮に多い

          ゲル化剤、安定剤、増粘剤として

           ジャム作りなどに利用

           熟した果実

 

 リグニン      ゴマに多く含まれる(セサミン)

 

 ムチン       胃炎や胃潰瘍の予防に

           オクラ、モロヘイヤ、つるむらさき、

  山芋、なめこなどのヌルヌル成分

 

アルギン酸カリウム 海藻のヌルヌル

    

 フコイダン     ピロリ菌をブロックするヌメリ成分、

  海藻類のヌルヌル成分

 

 マンナン      こんにゃくに多い糖質多糖類、

  葉や種子、根などの細胞膜や細胞の中

  に含まれる

           ※但し、固まったこんにゃく( 板こんにゃく )

  不溶性食物繊維

 

≪不溶性食物繊維≫  野菜や穀類の外皮、茎、細胞膜 

 

 セルロース     食事で摂る食物繊維の大半に入っている 

           野菜、穀物、豆類、小麦ふすま

 

 ヘミセルロース   穀物の外皮などに多い

           穀類、豆類、小麦ふすま

 

 リグニン      豆やココア、いちごの種

           カカオ、緑豆、ピーナッツ、チョコレート、梨

 

 ペクチン      未熟な果物、野菜

           にんじん、パプリカ、なすび、キャベツ、大根

 

 イヌリン      腸内でフラクトオリゴ糖になり

    ビフィズス菌のエサになる

           ごぼう、玉ねぎ、にんにく

 

 βグルカン     ブドウ糖を含む多糖類の総称

           きのこ、パン酵母

 

 

 アルギン酸カルシウム ひじき、のり