交感神経過剰型から副交感神経優位型へ
1.接する態度
優しく接する
同じ話でもがまん強く聞く
怒らない
2.足湯・半身浴で体を温める
体が温まり、血液の循環が良くなると副交感神経優位型になります。
※足湯・半身浴の方法をご覧ください。
3.フットセラピー・ハンドセラピーを行う
気持ちのいいフットセラピーやハンドセラピーは気持ちが休まり、いい気持ちになり眠たくなってきます。知らないうちに副交感神経優位型になっています。
私たちのフットセラピーでは、脳の間脳への刺激を目標に施術を行います。
間脳を刺激することで自律神経とホルモンのバランスが整います。
※足や手を触るポイントをご覧ください。
4.趣味や好きなことをする
趣味や好きなことをすると、認知症の症状が一時的にも改善するようです。
むかし打ちこんでやったことは、けっこう複雑で、難しい操作でも
憶えていて、することができるようです。
顔の表情も笑顔が出てきたり、返事や言葉が出てくるようです。
本人にとっては最高のストレス解消になるようです。
あなたがもし自分が認知症になった場合を想像してみて下さい。
どんな気持ちになると思いますか。普通ではいられないと思いませんか。
自分がだんだんわからなくなっていくことを考えると平気ではいられません。
死の恐怖で最も怖いのは自分というものがこの世の中から亡くなってしまうことだと思います。
同じように、認知症では肉体は元気でいても自分という意識が亡くなってしまう。
この怖さは死と変わらないほど辛いものではないでしょうか。
毎日毎日その恐怖に耐えて生きているのです。
それが、じわじわと迫ってくる恐怖は計り知れません。
誰もそのことで自分を助けてはくれないのです。毎日毎日そのストレスが増していくのです。
そこに更に新たなストレスが加われば、心も体も悲鳴を上げてしまいます。
持ちこたえることができなくなってしまいます。
実際、ストレスは活性酸素を量産し脳細胞を破壊していきます。
またストレスは糖尿病の原因のひとつでもあります。糖尿病も脳細胞を破壊していきます。
突然の暴力や徘徊には、どうやらストレスがからんだ背景があるようです。
また、逆にストレスの解消で暴力や徘徊が治まった例もあるようです。
ですから、本人にストレスがかからないような生活を家族や周りの人が心がけることが大切です。